ふるさと納税ってやったほうがいいの?と悩んでいませんか?
この記事では、今年こそ始めたい・・!というあなたに向けて、分かりやすく簡単にご紹介。
ちなみに令和4年度ふるさと納税に関する現況調査について/総務省によると、令和4年度にふるさと納税の控除を受けたのは約741万人。(令和3年度に寄付した人)
まだまだ多くの人がこれから・・なので、乗り遅れてるなんてことはないのです。
旦那さんの腰が重いのよね・・という場合は、旦那さんの収入などから上限金額を調べて、時期や返礼品を指示してあげましょう。
一度やってみれば難しくないですし、おいしいものやその土地ならではのものがもらえる「ふるさと納税」。
今年こそ始めてみませんか?
▽この記事を書いた人
・主婦(夫婦二人暮らし)
・2018年〜ふるさと納税5年
・FP2級
- ふるさと納税に今年こそ挑戦したい
- どんな返礼品があるのか実際もらった人のおすすめを知りたい
▶️実際どんなものがもらえるか知りたい・・!ならこちらから。
↓こういうの紹介してます。
ふるさと納税とは〜そもそもの目的は?〜
ふるさと納税というと「何をもらうか」みたいな話になっちゃいがちですが、そもそもどういうものだったか。
よくわかるふるさと納税 / (総務省)によると・・
育ててくれた”ふるさと”へ恩返ししたい・・・
そんな気持ちを汲んだものでした。
今はふるさとから離れてしまったけれど、大人になるまで育った”ふるさと”へ恩返しをしたい。
そんな気持ちを支払う税金の一部をふるさとへ届けることで叶えようとした仕組みなのです。
さらにふるさと納税研究会報告書によると、次のようなことにも役立つ仕組みなのだそう。
- ふるさと(地方)の大切さに気づく
- 自分の意思で税金の納税先を決める
- ふるさと側の意識が変わる
2,000円の出費と住民税の前払いで地域の特産品がもらえる
で、結局”ふるさと納税”ってなんなのよ、というと、ここまで見てきたような「ふるさとへ貢献したい!」という思いを実現させるために、なんとか既存の制度や仕組みに配慮しつつ。
利用する人に負担をかけないように・・と考えられて作られたもの。
ふるさと納税とは
- 来年度払う分の住民税の一部を前払いで”ふるさと”へ
- 出費は1年間に2,000円でお礼の品がもらえるよ
- 制限は個人の所得で計算するよ
というものです。
普段ちょっと手が出にくい「いい食器」とかめちゃくちゃおすすめです。
来年度払う分の住民税の一部を前払いで”ふるさと”へ
今住んでいるところへ納める住民税を一部”ふるさと”へ・・というだけ。
ところがこれがどうもしっくりこないらしいと、我が妹に話していて気付きまして。
お姉ちゃん、2万円も払うの?
確かに、楽天市場でふるさと納税2万円でもらえる「コーヒー豆セット」の返礼品をカートに入れると、銀行口座から2万円が引き落とされます。
なので2万円が出ていったような気がしてしまう・・。
2万円でコーヒー豆買う?・・買わないですよね。笑
で、本当はそうではなくて。
そもそも何もしなければ、この2万円は来年の住民税としてお給料から天引きされます。
ただここもミソで、住民税の「天引き」っていうことは住民税分のお金は、一度も自分のお財布に入ってきていないわけです。
そうすると、支払った・・と言われても、出ていった感じがしないんですよね。
何ヶ月かに一度、源泉徴収票を見て「げっ」って思い出すくらいです。
人間は自分のお財布に入ったものとか手に入ったものを、手放すのを嫌がる習性を持っております。
なので、一旦ふるさと納税に支払う2万円が単純に出ていってしまう気がする・・。
感覚としては普通なのですが、冷静に足し算引き算すると・・・おかしいってわかりますよね?
来年給料から天引きされる、つまり、来年払うお金を今年「ふるさと納税」という形で、好きな自治体に寄付することで、お礼がもらえる。
そういう仕組みが「ふるさと納税」です。
出費は1年間に2,000円でお礼の品がもらえるよ
その際税金の計算の関係で、1年間に2,000円は余計にお金がかかります。
ただし何件ふるさと納税しても1年間で2,000円です。
1件あたりじゃないですよ。1年間です。
定義通りに行けば、来年払う(天引きされる)お金の一部を、自分のふるさとに恩返しの気持ちを込めてふるさと納税するとお礼の品がもらえますよ・・という制度。
どっちにしてもその2万円は払わないといけないんです。
というか払っているんです。
来年2万円払うだけか、今年先に2万円払ってコーヒー豆セットもらうか
です。
(1年に2,000円はかかる)
ふるさと納税が「お得」という意味が見えてきて・・いればいいな。
そもそも、この税金を払っているんだ、払うんだという意識を私たちに持たせるための仕組みでもあるわけなので。
ふるさと納税には上限がある
あくまでふるさと納税は、来年払う住民税の”一部”をふるさとへ・・・というもの。
なので収入などによってふるさと納税の限度額が決められています。
上限を超えちゃうと、住民税の前払いにならず純粋な寄附になります。
総務省/ふるさと納税ポータルサイトで大体の上限を見ることができます。
もっと細かく知りたい!という場合は、各ポータルサイトで確認できます。
▶️楽天ならこちら↓
楽天/かんたんシュミレーター
▶️さとふるならこちら↓
さとふる/シュミレーション&早見表
自分がいくらまでふるさと納税できるのか、これだけはしっかり自分で確認が必要です。
収入や扶養の有無などで上限額は変わるので、毎年きちんと確認しましょう!
上限額が分かったらふるさと納税する”ふるさと”を探しましょう!となるのですが、その前にもう1つだけ。
ふるさと納税したことは、何らかの形で自分の住んでいる自治体に伝えなければいけません。
確定申告をしている人は確定申告の時に書けばいいのですが、そうでない会社員のような人たちにはふるさと納税だけのために確定申告するのは手間ですよね。
そのために会社員の給与は「源泉徴収」という天引きシステムになっているんですから。
ワンストップ特例制度で申請書を締め切りまでに提出する
ふるさと納税だけのために、わざわざ確定申告しなくてもいいように、次の条件に当てはまる人は「ワンストップ特例制度」を利用できます。
①会社員などで確定申告不要&しない
②ふるさと納税するなら5カ所以下
図にするとこんな感じ。
大阪市に住んでいて北海道札幌市にふるさと納税しました。という場合。
札幌市にふるさと納税したことは、自分と納税された札幌市しか知りません。
でも来年の住民税は大阪市に払うんですよね。
なので大阪市にもふるさと納税したことが伝わらないといけません。
そこで「ワンストップ特例制度」。
返礼品を頼むときに札幌市へワンストップ特例制度を使いますよーと伝えておくことで、札幌市が大阪市へ連絡してくれます。
わざわざ自分で大阪市へ連絡したり、確定申告したりしなくてもOKになります。
なので「ワンストップ」。
ただし、ふるさと納税する先は5つまで!
これは5つの自治体という意味で5回までという意味ではありません。
札幌市でお米を1年で3回頼んだとしても、それは1自治体、と数えます。
ちなみに6つ以上になるとワンストップ特例制度は使えません。
6ヶ所以上ならもう自分で確定申告してね、となっています。
手間は増やしたくないけど、ふるさと納税してみたい!という人たちの背中を押すためのお助け制度と思っておけば大丈夫です!
例えば次の商品の注文画面を見てみると・・
【ふるさと納税】料理酒「出雲地伝酒」720ml×3本 米田酒造 松江《22012-17》
「寄附を申し込む」ボタンの前にある確認事項の中に、ワンストップ特例制度の申請書の送付についてという項目があります。
ここを「希望する」にしておくと、後でふるさと納税した市や町から申請書類が送られてきます。
これを締め切りまでに返送します。
ちなみに締め切りは
翌年1月10日
寄付をした翌年の1月10日必着で、申請書と必要書類を郵送します。
ふるさと納税、まずは「楽天」か「さとふる」がオススメ
ふるさと納税は様々なサイトから申し込みができます。
「さとふる」や「ふるさとチョイス」などは「ポータルサイト」と呼ばれていて、ふるさと納税したい私たちと自治体を繋いでくれています。
それぞれのサイトでしか頼むことが出来ない返礼品もあったりして、なかなか複雑・・。
ですが、楽天市場やYahoo!ショッピングの「さとふる」「ふるなび」なら、いつも使っているアプリやサイトから洋服や洗剤・トイレットペーパーなんかを買うのと同じ感覚で申し込めます。
手続き面もそうですが、心理的な面でもハードルが低くなりますよね。
(私は実際そうでした)
楽天市場やYahoo!ショッピングでふるさと納税すると、通常のお買い物と同じように「ポイント」がもらえます。
絶対払わなければいけない税金分を自分が応援したい自治体に寄付できる上に、返礼品がもらえて、さらにポイントまでもらえる・・。
お買い物マラソンしている時なんか大チャンス。
1自治体・1店舗にカウントされます。
なので我が家のふるさと納税は、ほぼ楽天市場からです。
▶️おすすめの日用品はこちら(↓)から。
ふるさと納税、専業主婦はどうなるの?
そもそも「ふるさと納税」は、今住んでいるところへ納める住民税を一部”ふるさと”へです。
なので、大前提として住民税を支払っている・一定以上の収入があることが必要です。
まったくの専業主婦・・という場合、住民税は払っていません。
払っていないものを前払いにすることはできないので、自分の名義ではふるさと納税できないことになります。
専業主婦の家庭の場合、ふるさと納税できるのは収入のある旦那さんのほう。
なので、返礼品の注文も旦那さんの名義で行います。
楽天市場などから申し込む場合、注文したときにログインしていた会員情報が「ふるさと納税の申請情報」になっちゃいます。
色々調べると、やってやれないことはないようです。
注文者のところを、ちゃんと夫名義に変えればいけるらしい。
でも正直面倒だし間違いのもとです。
なので、旦那さんの名義の会員IDで注文する・クレジットカードも旦那さん名義のものにするのがいいと思います。
(出来るかどうかではなく、間違えないことが絶対なので)
我が家の場合は、これとこれとこれと・・とリストアップして、夫に楽天市場から注文してもらっています。
年間の上限額の管理や、ワンストップなどの手続きは代わりに出来るので(書類を送ったり、ネットで登録したりするだけ)、その辺りは私の仕事です。
ちなみに、主婦でもパートやアルバイトなどで収入がある場合は、自分名義で「ふるさと納税」できることも。
ただし、収入の金額が少ないと、そもそもふるさと納税してもお得にならない場合があります。
具体的に知りたい場合、先ほどのシュミレーターに収入を入れてみると計算できます。
▶️楽天/かんたんシュミレーター
例えば、「5,000円が寄付の上限です」と出てきた場合。
5,000円でもらえる返礼品の還元率は最大30%なので、1,500円程度のもの・・となります。(MAXで)
ですが、ふるさと納税をする場合は、一年間に2,000円だけは純粋な出費になります。
・・・、おや??
マイナスになってしまいます・・。
「お得かどうか」という観点だけでみれば、こういう場合はふるさと納税なんてせずに、普通に商品買った方がいいということになります。
(もちろん、自分のふるさとや応援したい自治体に寄付したい・・!ならそれもありです。)
頭で考えるより、実際シュミレーターに計算してもらった方が早いですし、よく分かります。
一度、旦那さんと収入があれば自分の分と、それぞれやってみてくださいね。
まとめ
ふるさと納税ってこういうものです。
- 来年度払う分の住民税の一部を前払いで”ふるさと”へ
- 出費は1年間に2,000円でお礼の品がもらえるよ
- 制限は個人の所得で計算するよ
もっと噛み砕くと・・
来年2万円払うだけか、今年先に2万円払ってコーヒー豆セットもらうか
でした。
ちょっとだけ注意もありまして。
- 自分の今年の限度額を調べる
- ワンストップ特例の申請書を締め切りまでに提出する
この2つを守れば、難しくありません。
さらに楽天市場などいつも使っている通販サイトから申し込めば、より心のハードルも低くなるはず。
そうすると、ものすごい数の返礼品から好きなものが選べます。
▶️おすすめの日用品はこちら(↓)から。
▶️波佐見焼の器はシンプルで強くて日常使いにぴったりです。
雑な私でも割ることなく愛用中。