【体験談】料理教室に行くメリットは?料理のやる気アップに効果大!

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もうちょっとちゃんと料理出来るようになりたいな・・

ということで、料理教室なるものを人生で初めて真面目に検討しました。

でも料理教室なんて意味あるの?

・・とちょっと悩みました。

で、色々検索しまくって、えいやで行ってみました!

結論から言うと…

行って良かった!

何より大きかったのは…

自分の手であれもこれも作れる…かも!と思えたこと。

本やテレビの料理番組とは違って、目の前で生まれる料理に、「え、そんな簡単なのか」とぐっとハードルが下がります。

教えてもらったレシピを家で再現する以上に、教室をきっかけに目が開く…と言いますか、アンテナが立つわけです。

で、あれもこれもと挑戦できるようになったので、行って良かったこと、さらにはどうやって教室を探したかを詳しくレポートしてみます。

「行こうかな、でもな」と迷っているあなたの参考になればと思います。

▪️教室きっかけで麹生活が始まりました

▪️肉まんも作れる…??ってなって本当に作れました。

目次

料理教室に行くメリットは?意味があるの?

料理教室に行こうと思った一番のきっかけは、飲食店をやっている知り合いに勧められたから。

料理もちゃんと勉強すると面白いよ

と言われたことがきっかけでした。

まずは、行ってよかったなと思えたことをまとめてみます。

料理に対する探究心が生まれた

これが一番。何より。

料理教室をきっかけに、じゃあこっちをああやってみたらどうなるのか、とか、先生はこう言っていたけど、他の人はどういうふうに考えているんだろう。

みたいなことを探究し始めました。

出てくる料理の全てがぴったり自分の味覚に合うわけではなく、「これは普通に塩使ったほうが良くないかい?」となりまして。

ならば、他のプロの方々や、それこそ味噌やお醤油、麹を「作っている」側の人たちがどうしているのか知りたくなりました。

作り手さんたちの方が、上手に毎日に取り入れていたりするようで、私の個人的大ヒットは、お米を炊くときに塩麹を入れる、というもの。

これなら何の手間もありません。

そうやって炊くと、炊飯器の蓋を開けた瞬間に、つまみ食いしたくなるんですよね。

不思議なんですが。

「ぐぁ、うっっま・・」

となります。(普通のお米×炊飯器です)

先生の教えてくれたことを丸呑みするというより、「え、それって本当なのかな?」とか「もっといい方法はないんだろうか」と思いながら参加するのがおすすめ。

その後の学びが捗りまくります。

これが何よりも、料理教室という場に行ってよかったなと思うことでした。

先生の使っている道具や、ちょっとした動作が勉強になる

「場」としての料理教室では、先生が使っている道具や、なんてことない動作を見ることができちゃいます。

あんまり高いものは参考になりませんが、ちょっとした道具が変わるだけで、料理のストレスって減るんだな、と教えられました。

「調理器具 おすすめ」では、出てこない、目の前の料理の上手な人が使っている道具を教えてもらえるというのは、相当にありがたいことです。

そして、先生の家がすごいです。笑

自宅に人を招いて教室ができる先生の家というのは、本当に1〜10まで、勉強になるのです。

お皿から何から、もちろん好きというのもあるのでしょうが、やはり「仕事」として選ぶ道具というのは、素人のそれとは一線を画します。

スリッパ1つ、トイレのタオル1つ取っても、ひたすら「おおおお」ってなります。笑

そういう体験ができるのも、1つの面白さかもしれません。

自分が手を動かすことはそんなに必要ない

1つ気にかかっていたこととして、先生が調理しているのを見るだけなことも多い・・みたいなことがありました。

それじゃあ意味がないのかな・・と思っていましたが、この点については、全然先生がやってるのを見る、でいいと思いました。

パンの場合は、捏ね方がキモになりますし、成形の仕方やちょっとしたことで、焼き上がりがびっくりするくらい差が出ます。

ですが、そういう工程がないような料理、例えばにんじん切るとか、混ぜるとかは、別にやってみなくたって帰ったら自分でできるわけです。

なので、例えば数人の参加者がそれぞれ分かれて調理するとかになると、自分が関わったものはわかるけど、関わっていないものは家に帰って「あれ?」ってなります。笑

一方。最初から先生が調理している手元や道具の使い方を見ていれば、その日の料理を全て学べるわけです。

肉まん包むとか、餃子・・とかになると違ってくるかもしれませんが、ごくごく普通の家庭料理とかであれば、先生のやり方をじっくり見るほうが、むしろ勉強になるなと感じました。

料理教室の雰囲気ってどんな感じ?

私が行ったことがあるのは…

  1. パン教室
  2. 発酵料理
  3. 点心など

いずれも、大きな料理教室ではなく、個人経営の教室です。

平日の昼間の時間は、やはりというか、当然と言うか、年齢層が高めです。

本当に40間近の私の母親年代?くらいなのではないかと。

もちろん見た目では分かりません。

ただ会話の中身的に「若い」が指す年齢がだいぶ上な気がして、おそらくそれくらいだろうと予想しています。笑

なので、結構みなさんチャキチャキ動かれます。

お片付けやら、配膳やら盛り付けやら、手際良すぎて、とってもやりやすいです。笑

一通り料理と向き合ってきて、それでも「新しいことを学ぼう!」と集まってくる人たちなので(しかもまぁまぁなお金をかけて)、目がキラキラと言いますか、とても楽しそうです。

教室が終わると、すぐ解散!な場合が多いですが、試食しながら雑談タイムが始まる教室もあって、それはそれで相当に面白かったです。

どこも先生の雰囲気に合った人が引き寄せられてるなぁ、という感じはありますね。

料理教室は行きっぱなしにならないの?

気持ち次第ではありますが、相当に迷って決断してるので、その後に生かされまくっています。

発酵料理の活かし方

例えば、発酵料理の教室。

今でも定期的に、生麹を取り寄せて、せっせと甘酒やら塩麹やらを作っています。

先生のレシピをそのままどうこう…というより、そこをベースにしつつ、ネットやら本やらで研究していくスタイルです。

甘酒1つとっても、結構配合が違います。

水多めの薄め系もあれば、水少なめのドロっと系もあって、これはもはや好みですよね。

酒粕も通販しまして、粕汁もどきを楽しんでいます。

麹を街中で見かけることはなくても、酒粕だと、ちいさな酒屋さんに「酒粕あります」なんて張り紙があったりします。

そういう偶然の出会いも、教室に通うまではスルーだったわけで、ずいぶん世界が広がったなと感じています。

点心も活きてます

発酵料理はまだ毎日に活かせそうなイメージがありますが、点心の方は若干「買った方が早くない?」という思いが強めでした。笑

ですが、こちらも相当にいい刺激になりました。

教室に行った次の日には、自分で本を買って肉まん作ってました。

肉まんは、その教室で教えてもらったメニューではなかったのですが、点心みたいなものを職人以外でも作れるのか…!という衝撃がありまして。

それなら王道に挑戦してみるか…とレシピを検索していたら、きょうの料理で、ちょうどウー・ウェンさんのレシピが出てきました。

作った人の口コミにも「簡単で美味しい!」的なことがたくさん書いてあって、よし!となったわけです。

結果、ちょっと形は悪くなったものの、めっっっちゃ美味しいものができました。

肉まんから肉汁出てくるってあんまりないと思うのですが、手作りだからなのか、小籠包のような美味しい肉汁が肉まんの中から出てきて、最高でした。

単純に楽しいし、次はどうやったらうまくいくんだろう?と考えるとさらに研究意欲が沸きます。

…というわけで、同じ方のレシピ本を調達。

黒酢と太白ごま油を買ってさらに挑戦が広がっています。

自分に合う料理教室の見つけ方

初めての料理教室探しは、まぁまぁ難航しました。

「誰」に学ぶのか

「ちゃんと」学んでみたい。

そう思ったのが料理教室に行きたいと思ったきっかけでした。

しかし、これがなかなか曲者で。

料理教室って色々なパターンがあって、ちゃんと専門学校に行って勉強したとか、飲食店で修行したとかそういう教室ばかりじゃないんですよね。

お家で料理を作っていて、お友達に褒められたから…みたいなのもあるわけです。

これはこれで、お母さんに学ぶ、みたいな感じでいいんでしょうが、今回私がやってみたい「ちゃんと」とはちょっと違う気がして外しました。

選び方として正解なのかはわかりませんが、ホームページやSNSなどで、情報がきちんと得られる先生というのは、それ以外のところでも対応がスムーズなのかなと感じます。

私の場合、メールで問い合わせをしたときの対応がとてもいい距離感で、しかもこちらに合わせて始め方を提案してくださったので、コレは素敵かもしれない・・と決めました。

反対に、もう1つ問い合わせしたところは・・。

ご想像にお任せします。

メールなどのやりとりでも人柄って本当に出るんですよね。

「何」を学びたいのか

料理と比べると、パンってなんてわかりやすいんだ・・と思うほど、料理ってもうさまざまなんですね・・。

「家庭料理」って言ったってもう千差万別で。

困ってしまいます・・。笑

私は、甘酒に魅力と不満を抱いていたことがきっかけとなり、「発酵料理」の教室を選びました。

さらに肉まんとかやってみたい!と思って、点心などを中心に教えている教室にも参戦しました。

毎日の料理に活かせつつ、マンネリ打破といいますか、ちょっと新しい世界に飛び込むのも面白いです。

特に、点心の方は、中国とか台湾の料理名が、まず「わからない」。笑

花巻とか、台湾カステラとか、食べたことないから作りたいかどうかもわからない。

でもその感じが、新しい世界すぎて面白かったです。

金額はどのくらいが妥当?

料理教室って、結構料金が高い・・ような気がするのは私だけでしょうか。

普通でも8,000円〜15,000円くらいが多く、なんか京都の料亭の料理教室とかとんでもない金額だったりしてびっくりしました。

一回でレシピの本何冊分だい??と思ってしまいますから、要求するハードルも高くなるのですが・・。

普段は一人で黙々と、時に挫けながらやっている料理を、素敵なお宅で「勉強」して、ちょっと雑談なんかもして、新しい方法をちょっと学ぶ。

料理教室にはそんな「場」としての意味もあると思うので、材料費とかレシピとかそういうものに、どーんと「意味」を載せて、金額に折り合いをつけるのがいいかもしれません。

・・まぁ、それでもやっぱりしっかりした金額だなとは思いますが。笑

それでも料理教室は通うべき?意味がある?

ネットを検索すれば、山ほどレシピが出てきます。

ですが、まぁ・・反対に言えば情報過多で、もういっそ誰かに整理整頓して教えて欲しい・・!という状態でもあります。

そんなときに、信頼できる料理教室の先生がいると、かなり心強いんだろうな、と実際に料理教室という場所に足を踏み入れて感じました。

先生の味付けとか味覚と、自分の好みが一致したなら、より一層いいのかもしれません。

実際、「先生のレシピがいい!」というファンがしっかりそれぞれの教室についているんだなと感じました。

私もパン教室の先生のレシピが大好きすぎて、本を信用できないくらいになっています。笑

(引っ越して通えなくなったので、我慢して本を研究していますが。)

料理って、普段の家庭料理に近いものになればなるほど、その人の生き方みたいなものが色濃く出るような気がします。

そこにどっぷりハマるのも、いいのかもしれませんが、私の場合はつまみ食いしながら、いいところだけもらっていこうかなと思っています。

あと、シンプルにみんなで先生の言うことに「おおおおおーー」とか「へぇええええ」とか言うのは、楽しいです。笑

みんなこれから家に帰ったら、間違いなくご飯の準備がまってるんよな・・毎日毎日・・と思うと、なんだか自分も頑張ろう・・!ってなるというね。

まとめ

料理教室というと、ABCクッキングスタジオの体験でハンバーグを作った遠〜〜い日の記憶が蘇りまます。

大人になって、しかも30代も後半になって行く料理教室というのは、それとは大きく意味が違っていて。

まだ知らない何かを学びたい、もっと楽に美味しくなるんじゃないだろうか、という気持ちと、誰かと料理するという行為そのものを共有して分かち合いたい・・みたいな気持ちと。

なんだか、花嫁修行的な料理教室とは違って、生活感が滲み出ますが。笑

その分、記憶にも残るし、それをどう毎日の暮らしに落とし込もうかと真剣に考えられるのかもしれません。

色々迷って参加した料理教室は、「おおおお」と思うことがないわけではなかったものの、教室を1つのきっかけとして、他の人はどう言っているんだろう、他の人はどんな分量にしているんだろう・・

という新しい興味とワクワクが生まれたので、金額以上のものをもらったかなと思っています。

ちょっとマンネリ気味の心に、炭酸みたいにシュパッと泡が弾けた感じ。

全部頼ってしまうと面白くないので、自分で調べたり、挑戦したりしながら、また参加してみたいなーーなんて思っています。

▪️教室きっかけで始まった麹生活

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