転妻主婦のいいところってなんだろう?
理想は自分も仕事を続けていけること・・と思ってましたが、そう上手くは行きませんでした。
それでもいいことを見つけて、いい形を探して楽しく過ごしていきたいわけで。
この記事では、転勤族主婦を続けるうちに徐々に見えてきた、自分なりの「転妻主婦」のいいところを紹介。
これから転妻さんになる人や、ちょっと悩んでいるあなたに向けて書いていきます。
転妻×主婦の意味とメリット
転妻と主婦の組み合わせって、メリットもあるんじゃないかと思っています。
ただ「働くのが難しい」からという消去法的な意味合いではなくて。
何よりもそれは「余裕」から来るもの。
「時間」的なもの、「気持ち」的なものだと思います。
余裕があるからできること・・
- 喧嘩で引ける
- お金の使い方を考えられる
- 一人で過ごせるようになる
もちろん、寂しさや、不自由さも感じます。
でも、どんな立場や状況でもある程度はあっちが良くて、こっちが微妙で・・みたいになるもの。
自分の中でどこかに落とし所を作るしかないんだと思っています。
いつ、どこへ異動するかわからない不安定な運命を抱えた転勤族。
そんな中で、時間と気持ちの「余裕」は、家族にとっても自分にとっても結構大きな意味を持ちます。
喧嘩で引ける
家族とケンカになってもある程度のところで引けます。
というか自分の沸点を下げられる・・という感じ。
これくらいなら私がやっちゃおう、とか細々言ってもな・・・と思えるかどうかって、誰かと暮らしていく上で結構大事な気がしています。
主婦のメリットは、ある程度日中自由にスケジュールを組めること。
いや、明日も相手は仕事なんだ・・
と思うと、自然と自分の方がここは一旦引いとくか、となることも多いです。
その代わり、明日の朝、ちょっとお昼寝しよう。とか。笑
ま、一旦引いて、後日めっちゃ言いますが。
その頃にはお互い冷静になっていたりするものです。
人間、お互いが平等だと思っていると不満が起きやすいもの。
自分と相手が同じくらい大変とか負担を抱えている状態をどうしても求めちゃうんですよね。
が、そんなふうに追求する平等って、ほぼ意味がない。
兄弟喧嘩と変わりません。
ですが、「私は明日ちょっと時間ある」って思うと余裕が生まれます。
優越感とも言えるのかもしれないけど。
それがどんな名前の感情であれ、仲良くいられれば万事OKですから。
それに、お互いの気が立ってる理由って、突き詰めて考えればそこまでの話じゃなかったり。
どちらかが譲れる「よゆう」ってめちゃくちゃ大事です。
お金の使い方を考えられる
お金の使い方、考え方がめちゃくちゃ変わりました。
独身の頃や共働きのときって、「自由」っていいますよね。
が、自由って言えばなんだか聞こえはいいですが、結構「適当」でした。私は。
時間ないしこれでいいや、自分の財布から出すからいいや。
みたいな感じで、結構適当に使ってました。
これが「主婦」となればそうは行きません。
自分が働いていたことがある分、朝起きて会社行って、変な人の相手して・・ってどれくらい大変かイメージ出来るわけで。
一銭たりとも無駄にできない・・
ってなります。
考えすぎて追い詰められます。笑
専業主婦になってから、一回「パートしよう」って思ったことがありました。
でも、この時の動機を突き詰めて考えると、「考えずにお金使いたい」だった気がします。
ちょっと逃げたかった。
ものの値段はひとつじゃない
主婦・・というか考える時間ができて1番の衝撃だったのが、ものの値段はひとつじゃないってこと。
いやいや・・って思うけど本当。
特に、洋服なんて最たるもの。
セールの時期だから安い、ではなくて、セールにかかる前でもしっかりタイミングを見極めれば安く買えてしまう。
しかも洋服は単価が高いので、節約できるお金の金額が半端じゃないです。
時間はかかるし、面倒だけど、ちゃんと良いものを安い値段・・・というより、「適正な値段」で買えるようになってきたと思っています。
洋服っていろんな利益が載っているから、実際は4割引でようやく妥当・・という話もありますし。
そうやって見てみると、同じ物の値段って1つじゃない。
この値段なら高すぎて、よそ行きにしか着れないけど、適正な値段で買えれば、普段着で気持ちよく着られるな・・なんてことも。
使い倒して初めて物って意味を持ちますよね。
そういう意味でも、賢く買い物できるようになった気がします。
洋服だけじゃありません。
時間は働いている時よりあるわけなので、しっかり「考えて」買うようになります。
そもそも必要なのか、必要ならばその値段は果たして妥当なのか。
もちろん、「考える」というめちゃくちゃ面倒な作業はあります。
ときどき「きーーー」ってなります。笑
でも、きっとお金が貯まる人、貯められる人って、使う時にちゃんと考えられる人なんだと思います。
部屋が片付かない人と一緒ですよね。
小手先のテクニックじゃなくて、お腹の底の考え方の問題。
変えるのは結構なストレスですが、いくら家庭は共同経営とはいっても、「人様のお金」という感覚はどんなに辛くても捨てないようにしたいと思っています。
反対もそうですよね。
人が大切に作ってくれたごはんを、子供の頃は当たり前だったけど、自分が作るようになって初めて、「残しちゃいかんな」って思うような。
そうやってお互いの役割に対して敬意をもてるかどうか・・な気がします。
買わなくても「作れる」ようになる
買わないで「作る」という選択肢が生まれたのも大きいです。
この夏挑戦したのは「梅ジュース」そして、「ジンジャーエール」。
節約効果もさることながら、その「おいしさ」に驚きます。
市販のジンジャーエールって、実は「生姜」入ってないものも多い、なんて調べて愕然としたり。笑
安いし美味しいし、そんなに手間じゃない。
自分で「作る」楽しさや意味を見つけられるようになった気がします。
パンもそう。
お気に入りのパン屋さんから強制的に離される運命にありますから。
自分がおいしいパン屋さんになれれば問題なしなわけです。
おしゃれなパンは買えばいいけど、毎日のパンは自分で作るもので十分だったりします。
一人で過ごせるようになる
一人で過ごせるようになります。
ちょっと寂しいですけどね。
でも、みんな忙しい今の世の中では、一人でもしっかり楽しみながら生きていけることって強さなんじゃないかと思います。
一人でも何か出来ることを見つけたり、こだわりを見つけたり、出掛けてみたり。
そんなふうに「ひとりのじかん」をしっかり大切にできるようになります。
その分、「誰かとの時間」を大切にできる気がするんです。
相手が忙しければなおのこと。
「暇なふりをしなさい」っていうのを実践できます。
もちろんあれやこれやとあるけれど。
でも、悩んでいたり疲れていたりする人って、余裕のありそうな人にじゃないと、ちゃんと打ち明けられない。
だからこそ「え、全然ひまだよーー」みたいな顔を大切な人のために自分がしていてあげたいなとおもうのです。
頭の中では、白鳥のみずかき状態でも。笑
最後は、私がバタバタしながら、やってみてよかったこと・前向きになれたりしたことを紹介しておきます。
転勤族主婦がやってみてよかったこと
転勤族主婦が色々試行錯誤しながら、これはやってみてよかったな・・と思うことを記事にしているので、まとめておきます。
環境の変化に慣れないといけないのは、旦那さんや家族だけじゃありません。
自分自身を守ることも大事な仕事の1つ。
まずは整えておきたいことをまとめています。
生活が落ち着いてきたら、目標になるものを作るのも。
「勉強」は自分の中にきちんと強さを持つための武器にもなります。
時間に余裕がある今こそ、「ふるさと納税」やっておきましょ。
役割分担できるのが家族の強みですから。
それでも凹んだときには、ちょっと頼ってみてもいい。