値上げばっかりで、家計簿が真っ赤。
食費も電気代もこれ以上削れません!
なら、「格安スマホへの乗り換え」が家計の節約に一番効きます。
それでも、やっぱり難しい・・と迷いますよね。
わたしも正直変えたって変わらないんじゃない??って思ってました。
が、いざ変えてみて、3年間での節約金額は、格安スマホのみて
468,000円節約に・・・。
わからないからって先延ばしにせずに、もっと早く変えておけば良かった・・って思いました。
この記事では、まだ迷っている人に向けて「格安スマホが節約になる理由」をまとめます。
▽この記事を書いた人
・格安スマホで3年間で468,000円節約
・FP2級
FP資格者の結論:格安スマホへの乗り換えが、家計の節約に1番効く
家計の節約には今1番効くのが、格安スマホへの乗り換えです。
あれこれ節約しようにも、光熱費も食料品もガンガン値上がり。
電気代なんて節約しても節約しても、高くなるばかりです。
だからと言って、食べるものを減らすわけにも、暑くなってきたらエアコンをつけないわけにもいきません。
そんなことをしたら熱中症で倒れちゃって、入院・・なんてことになれば、節約したつもりが結局高くつくことに。
家計をなんとかするなら、今、一番効果が大きくて、さらに一番痛みの少ない(ほとんど無傷)方法が、スマホの乗り換えです。
しかも「格安スマホ」への乗り換えです。
スマホ代は毎月必ずかかる「固定費」
スマホ代は毎月必ずかかる「固定費」です。
家計の出費は大きく、「変動費」と「固定費」の2つに分けられます。
毎月金額が変わるものが「変動費」、変わらず一定の金額が発生するのが「固定費」。
- 変動費:食費や日用品の出費など
- 固定費:スマホなどの「通信費」「家賃」「保険料」など
変動費を減らそうとすると、お買い物の度に努力が必要です。
ただ、食費を一生懸命減らしたくても、必要なものを買わないわけにはいかないですし、欲しいものが欲しいタイミングで安売りになっている時ばかりじゃないですよね。
コントロールしやすいように見えて、実は難しいのが変動費です。
一方の「固定費」は一度金額が決まってしまうと、毎月毎月同じ金額がかかります。
一度決めると変わらないということは、反対に、一度減らしてしまえば、今月だけじゃなく、来月も、再来月も自動的に節約されるということ。
固定費は、見直すタイミングで「そのときだけ」頑張ればOKです。
スマホ代も固定費。
見直すのは大変ですが、一度見直して安くすることが出来れば、来月も、来年も・・とずっと節約することが出来ます。
それが1年、2年と続くと、その節約効果はどんどん大きくなります。
もはや生きていくために必須となってしまった「スマホ代」。
この先何十年と使い続けることを考えると、少しでも早く、できるだけ金額を大きく減らすことが大事になってきそうだな・・と分かります。
スマホ代は家計に占める割合が大きい〜本当に「高速」通信が必要?
スマホ代は家計に占める割合が大きい出費です。
家族が増えれば、家族分必要。
高いプランや会社と契約していると、どんどん金額は大きくなります。
本当にその「高速」通信、必要ですか?
スマホ代を見直すことのメリットは、スマホ代の金額そのものが安くなることだけではありません。
そもそも、そこまで「高級」なものが必要か・・というお話になります。
高級ブランド品とユニクロの安くて品質の良いものの違い・・みたいなイメージです。
どちらも良いところがありますが、普段の生活なら「ユニクロ」で十分な場面も多いですよね。
3大キャリアと呼ばれる、ドコモ・ソフトバンク・auの場合、確かに対面で契約ができますし、困ったらショップに駆け込むこともできます。
格安スマホでは混雑する時間帯に通信速度が遅くなることがありますが、3大キャリアでは快適な通信ができます。
そのうち、本当に今の自分の生活に必要なものはどれでしょうか?
最高のクオリティーのものを利用するのも良いですが、もしも、自分の努力や工夫で、少し我慢することで、料金が大きく下がるとしたら。
料金とサービスのバランスを考えると、「格安スマホ」が「ちょうどいい」ということになるかもしれません。
ちなみに「繋がりやすさ」は大手と格安スマホでは変わりがありません。
格安スマホ会社は、自分で通信設備を持っていないので、3大キャリアの通信設備を使っているから。
楽天だけは独自通信網なので、ちょっと注意は必要ですが。
スマホ代の見直しは、当たり前だと思っていたものについて、今の生活に必要なもの・不要なもの・適度でいいものを見直すきっかけにもなります。
スマホ代を安くしようと国が力を入れている
スマホ代が安くなる方へと大きく世間が動いたのが、菅さんが総理大臣になったタイミングでしたよね。
その後も、スマホを使う私たちにとって不利になるような契約の仕組みなどに、厳しく指導がされてきました。
スマホを購入した会社でしか使えないようにする「SIMロック」とか、解約すると違約金がかかるなどの仕組みが少しずつなくなっています。
2023年の5月下旬から、乗り換え「前」の会社で必要がった「MNP予約番号の手続き」も不要になる方向で話が進んでいます。
総務省の調査によると、新料金プランに乗り換えた人は2021年5月には1,600万件だったのが、2023年の1月末には5,000万件にまで増えています。
2023年3月の総務省から公表された「報道資料」にもこんなふうに書かれています。
総務省は、これからも、事業者間の競争を通じて、料金の低廉化やサービスの多様化が進むよう、モバイル市場における公正な競争環境の整備に取り組んでまいります。
総務省
【体験】3年間で48万円の節約&「節約思考」が身に付く!
我が家のスマホ代は、大手キャリアから2人で格安スマホ「IIJmio」に変えてこうなりました。
15,000円 → 2,000円
毎月13,000円の節約で、3年間続けているので、合計48万円の節約に成功しています。
スマホに変わる通信サービスがいつかは始まるかもしれませんが、スマホ代を払い続けている限り、節約金額はこれからもどんどん大きくなっていきます。
これだけの金額を毎月節約するって、他の出費ではなかなか難しい。
食費で13,000円は無理です。
交際費や娯楽費で削ろうと思うと、習い事そのものをやめるとか、飲み会を減らす・・とかになりますが・・。
それは大切な「楽しみ」ですし、「生活」を彩る花でもあります。
・・節約した以上のものを失ってしまうこともあるので、慎重に行きたいですよね。
一方「スマホ代」はそこまでではない。
というか、これだけ大きく金額を減らせる割りに、サービスはそこまで不便になりません。
(ここ数年、ドコモショップに行ったことはないですし、ドコモの電波ですらお家のインターネットには勝てません。)
しかもスマホ代を減らすには1アクションでOK。
ネットで契約できるものを選べば、大混雑の家電量販店に行く必要もありません。
1回変更してしまえば、よっぽど使い勝手が悪くない限り、そのままで大丈夫。
毎月13,000円ずつが勝手に節約されます。
高速で全ての時間に安定した通信がないと無理!と思っていましたが、改めて、本当にそうなのか検討しました。
例えば、家の中でWi-Fiを高速にして、外ではある程度通信ができればいい。
電話はLINEや、ZOOMのようなサービスを利用するなど、実は替わりになるような便利な仕組みはたくさんあります。
スマホ代について考えることを通して、自分の生活に「どうしても必要なことと、そうではないこと」を改めて考え直すことが出来ました。
スマホ乗り換えは「めんどくさい?」「損をする?」
とはいえ、めんどくさいんじゃないの?
結局対して安くならなくて不便になるだけじゃないの?
ええ、私が誰よりもそう思っていました。
3年前に格安スマホに変えないかと提案してきたのは夫でした。
私はどっぷり「ドコモ」だったので、そんな安いところに変えたら、使えなくなるんじゃないかと思ってましたし、そこまで値段も変わらないんじゃないかと思っていました。
で、色々と調べまくって、IIJmioという格安スマホ会社に変えたところ・・。
料金はこうなりました。
15,000円 → 2,000円
心配していた「使えなくなるんじゃないか」ということですが、そもそも今も「ドコモ」の通信網を使っているので、ちゃんと使えてます。
ネットもアプリも出来ています。
ただ、確かに、お昼休みや通信が混雑する時に「遅いな」と思うときもあります。
・・でもそれくらい。ちゃんと使えていますし、これで正直、十分です。
総務省が18歳から79歳に行ったアンケート調査で、携帯会社を乗り換えたことがある人の満足度をきいたところ・・
格安スマホへ乗り換えた人の満足度の方が高い・・という結果が出てています。
- 大手の携帯会社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル) 65.9%
- 格安スマホ会社に乗り換えた人 76.2%
ちなみに難しそうに思える乗り換えについてですが・・
同じアンケートでは、乗り換え経験のある人の7割以上が、乗り換えはあまり難しくなかったと回答しています。
我が家の体験談をもとに、分かりやすく乗り換え準備のポイントもまとめました。
■実際に3年以上夫婦2人で使ってます。
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格安スマホへの乗り換えが、結局1番の「家計の節約方法」
格安スマホへの乗り換えが、今、1番の「家計の節約」方法です。
一番めんどくさいところにこそ、一番お得な方法はあると思っています。
それは特にFPの勉強をして強く感じるようになりました。
色々な給付金や、助けてくれる制度がありますが、お金を「もらう」とか「得する」とかの方は、めちゃくちゃ面倒だし、手間がかかります。
でも、その分しっかり返ってきます。
お得な仕組みや、安い料金にはちゃんと、目的や理由があります。
格安スマホが安い理由は、大手の通信網を「借りている」から。
通信設備の維持管理って想像するだけでお金かかりそうと分かりますよね。
ネットで手続きできるスマホ会社なら、人件費や店舗の家賃も電気代も要りません。
大手の通信網を借りているので、繋がりやすさは大手と一緒。
そう考えていけば、格安スマホを変に警戒する必要はないな・・と思えるのではないでしょうか。
1つきちんと考えられれば、お得な話をちゃんと利用して、「うまい話」には引っかからない力も同時に付けられるようになるはずです。
スマホ代についてもっと調べる
■格安スマホ初心者さん向けの「格安スマホについてのよくある勘違い」を読んでおく。
■格安スマホの体験談とIIJmioに決めた理由を、【体験談】夫婦2人の高すぎるスマホ代でも「IIJmio」で2,000円に大節約できたで読んでみる。
■簡単とはいえ、準備は必要!格安スマホへの乗り換え準備を読む。